2017年12月29日

国際機関で働いた感想 その3

国際機関で働いた経験について、独断と偏見に満ちた感想(笑)を続けます。

国際機関の国際スタッフについては、少なくとも中堅幹部クラス以上になると、かなり待遇がいいなーというのが私の印象です(私は国連ボランティアでしたので、待遇はかなり悪い方でした。それでもスーダンの平均的な人たちと比較するとものすごく恵まれた待遇だったと思います)。

国際スタッフには住居手当もつきますので(私にはつきませんでしたが(笑))、中堅幹部クラス以上の国際スタッフはみんな大きな家に住んでいます。プール付きの家に住んでいる人もいます。

スーダンの地方部の一般人の生活と比べれば、まさに天と地の差です。

他のスタッフと雑談したときに「国連の中堅クラス以上の人たちって待遇が良すぎるのでは?もっと待遇を下げて、浮いたお金を途上国の地方部で苦しい生活をしている人にまわすべきでは?」というような話をしたところ、「良い待遇を用意しないと、国際スタッフにいい人材が来ないんだよ」という意見がありました。

それもそうかなーとも思ったのですが、なんとなく釈然としない思いもあります。

そこまでして集めるべき「優秀な人材」って一体どんな人達なんだろう。その人の能力によって、途上国の地方部で病気や栄養失調に苦しんでいる人を減らすことができるということを証明でき、かつ、そのような能力を持つ人は良い待遇を用意しなければ応募しないということも証明できるのなら、「良い待遇にしないと、いい人材は来ない」という議論は説得力があるように思います。

しかし、社会的弱者を救済する能力って、客観的に証明できるものでもないし、実際には国連の人材の選考は、すでに顔見知りである、面接での受け答えがうまい、というような、社会的弱者を救済する能力とは関係ない要素によって決まっているのではないか?という疑問がぬぐえません。

・・まあ、以上は、私の独断と偏見にすぎませんので話半分に聞いてもらえれば幸いです(笑)



posted by ETMM at 12:00 | Comment(3) | スーダンネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アフリカでのお仕事、お疲れ様でした。

私も保育士として2年働いてきて、細かいところまであげたらきりがありませんが、唖然とするような制度の矛盾に驚かされます。

そういうのを見ると、組織で働くことは得るものも多いものの、金銭面において、社会と程よい距離を置き株式投資を中心に考えようという気持ちになりますね。

ただ、平均的な保育士さんは、私よりもずっと仕事がテキパキしていて本当に凄いです。逆に、どうやったらそんなに仕事をこなせるのか不思議なくらいです。保育の仕事では絶対に勝てないけど、金銭面になると自分自身が優位に立てるからこそ、将来は保育園の経営者を目指そうと決断しました。

良いお年をお迎え下さい。
2018年、幸せな一年になりまうように。



Posted by pure-sophy at 2017年12月29日 21:55
pure-sophyさん、お久しぶりです!お元気でよかったです。保育士の仕事お疲れさまです。保育もいまの日本では重要な仕事なので、ぜひすばらしい保育園をつくってほしいと思います。

ところで、pure-sophyさんは関西にお住まいですか?私は実家が関西圏で、1月中旬に東京で次の仕事を始めるまで、関西に滞在していることが多いです。もしよければ一度お会いして、株式投資などなど雑談でもしませんか?

もしご関心があれば、上記の私のメールアドレス(捨てメアドです)にご連絡ください。
Posted by ETMM at 2017年12月30日 14:07
ありがとうございます!LINEのアカウントはあるのですが、使い慣れていなくて、うまくコンタクトすることができませんでした。。すいません。

nyorogamya@ahk.jp

さきほどの投稿ではメアド表示されていなくてすいませんでした。。よろしければ、一度、上記のアドレスにメールを送っていただけませんか?よろしくお願いいたします。
Posted by ETMM at 2017年12月30日 23:59
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